AI駆動セールス基盤
このページでは、Claude Code の全機能を組み合わせてBtoB SaaS 企業のセールス活動をどう変革するかを、架空の製品「CloudOps」の営業基盤構築を題材にした実践ガイドとして解説します。各機能の設定ファイル全文を掲載しているため、このページを見ながらそのまま設定できます。
- プロジェクト: BtoB SaaS 企業のセールス基盤構築
- チーム: 6名(セールスマネージャー1名、フィールドセールス3名、インサイドセールス1名、エンジニア1名)
- 対象製品: CloudOps(クラウドインフラ運用管理SaaS)
技術スタック
| レイヤー | 技術 | 用途 |
|---|---|---|
| CRM | Salesforce / HubSpot | 顧客管理・商談管理 |
| コミュニケーション | Slack, Microsoft Teams | チーム連携・顧客通知 |
| 提案書 | Next.js + MDX テンプレート | 提案書・見積書の自動生成 |
| 契約管理 | DocuSign API | 電子契約・署名管理 |
| 分析 | BigQuery + Looker | パイプライン分析・予測 |
| メール | Gmail API / Outlook API | メール送受信・テンプレート管理 |
AI駆動セールスとは
AI駆動セールスとは、AIが提案書作成・案件分析・フォローアップを担い、人間が顧客との信頼構築・交渉・意思決定に集中する営業スタイルです。従来の「人間が全ての事務作業を手動で行う」セールスとは、役割分担が根本的に異なります。
従来のセールス
提案書を手動でゼロから作成し、Excelで案件管理。顧客情報は担当者の頭の中にあり、属人化が進む。商談の振り返りは記憶頼りで、勝因・敗因の分析が不十分。結果として、経験豊富なメンバーとジュニアの間に大きな生産性の差が生まれる。
AI駆動セールス
Claude Code が顧客データと商材知識を基に提案書ドラフトを自動生成。案件の受注確度をデータから分析し、最適なアクションを提案。商談議事録はAIが要約し、次のアクションを自動抽出。ジュニアでもベテランと同等の品質で提案できる。
Claude Code がセールスで担う役割
Claude Code は AI駆動セールスにおいて、以下の役割を担います。
- 提案書生成 -- 顧客情報と商材情報から、カスタマイズされた提案書ドラフトを自動生成
- 見積書作成 -- 価格体系と値引きルールに基づき、正確な見積書を瞬時に作成
- 商談分析 -- 過去の商談データから受注確度を算出し、リスク要因を特定
- 議事録要約 -- 商談メモから要点と次アクションを自動抽出
- 競合分析 -- 競合情報を基に、差別化ポイントと応酬話法を提案
- 品質チェック -- 提案書のフォーマット、数値整合性、NDA遵守を自動レビュー
なぜ AI駆動セールスにアーキテクチャが必要か
- 顧客情報が漏洩する -- NDA 対象の情報が提案書に混入したり、競合他社の情報が別の顧客に送られるリスク
- 価格が不統一になる -- 担当者ごとに異なる値引き率が適用され、社内の価格体系が崩壊する
- 提案品質がバラつく -- フォーマットが統一されず、ブランドイメージを損なう提案書が顧客に届く
- ナレッジが蓄積されない -- 個人の経験値が共有されず、同じ失敗を繰り返す
Claude Code の各機能(CLAUDE.md, Rules, Skills, Agents, MCP 等)は、この「セールスAIへの設計」を具現化する仕組みです。本ページでは、これらの機能を組み合わせた実践的なセールス基盤を解説します。
セールスパイプライン
AI駆動セールスが対象とするパイプラインの全体像です。各ステージでClaude Codeがどのように支援するかを示します。
MCP: CRM連携"] S2["アポイント
Skills: 顧客分析"] S3["提案
Skills: 提案書生成"] S4["交渉
Agents: 競合分析"] S5["受注
MCP: 契約連携"] S6["カスタマー
サクセス
Skills: 分析"] S1 --> S2 S2 --> S3 S3 --> S4 S4 --> S5 S5 --> S6 S6 -.->|"アップセル"| S3 style S1 fill:#e0e7ff,stroke:#6366f1,color:#1e293b style S2 fill:#e0e7ff,stroke:#6366f1,color:#1e293b style S3 fill:#ecfdf5,stroke:#10b981,color:#1e293b style S4 fill:#fef3c7,stroke:#f59e0b,color:#1e293b style S5 fill:#fee2e2,stroke:#ef4444,color:#1e293b style S6 fill:#f0f9ff,stroke:#3b82f6,color:#1e293b
グランドデザイン全体像
Claude Code の各機能がセールス基盤のどの課題を解決するか、全体のマッピングを示します。4つのレイヤーで構成され、基盤レイヤーの上に営業支援・品質管理・外部連携が積み上がります。
商材知識・競合分析
価格体系"] B["📏 Rules
提案書フォーマット強制
NDA遵守・値引きルール"] end subgraph workflow["営業支援レイヤー"] direction LR C["🎯 Skills
提案書生成
見積書作成
議事録要約"] D["⌨️ Commands
商談準備一括実行
deal-prepare"] end subgraph quality["品質管理レイヤー"] direction LR E["🤖 Agents
提案書レビュー
競合差別化チェック
法務チェック"] end subgraph integration["外部連携レイヤー"] direction LR F["🔌 MCP
Salesforce・Slack
Gmail・DocuSign"] end foundation --> workflow workflow --> quality quality --> integration style foundation fill:#e0e7ff,stroke:#6366f1,color:#1e293b style workflow fill:#ecfdf5,stroke:#10b981,color:#1e293b style quality fill:#fef3c7,stroke:#f59e0b,color:#1e293b style integration fill:#f0f9ff,stroke:#3b82f6,color:#1e293b
各機能が「なぜ必要か」一覧
| 機能 | 解決する課題 | なぜこの機能で解決するのか |
|---|---|---|
| CLAUDE.md | 商材知識のバラつき | セッション開始時に商材情報・価格体系・競合比較が自動読込され、全メンバーが同じ知識ベースで提案できる |
| Rules | 提案書品質の不統一 | パス別ルールで提案書フォーマットを強制し、NDA遵守・値引きルールをAIが自動チェック |
| Skills | 提案書作成の属人化 | ベテラン営業のノウハウをSKILL.mdに形式知化し、ジュニアでも同品質の提案書を生成可能に |
| Commands | 商談準備の手間 | /deal-prepare で顧客情報収集→競合分析→提案書ドラフトを一括実行 |
| Agents | レビュー品質のバラつき | 提案書レビュー・競合差別化・法務チェックの専門エージェントが一定基準で自動レビュー |
| MCP | ツール間の手動連携 | Salesforce/Slack/Gmailに直接アクセスし、CRM更新・メール送信・通知をClaude内で完結 |
Phase 1 -- セールス知識基盤
Phase 1 では、全てのAI営業支援の土台となる CLAUDE.md と Rules を設計します。この基盤がなければ、後続の Skills や Agents は的外れな提案書を生成し、価格を間違え、NDAに違反する可能性があります。
3.1 CLAUDE.md の設計
手順:
- プロジェクト概要を記述 -- AIに「何の製品を売るチームか」を理解させる
- 商材情報を詳述 -- 製品の機能・特長・USP(独自の強み)を明記
- 価格体系を明記 -- プラン・月額・対象を表形式で正確に記載
- 競合比較を整理 -- 主要競合との機能比較をAIに伝え、差別化ポイントを認識させる
- ターゲット顧客を定義 -- 業種・規模・意思決定者・導入動機を記述
# CLAUDE.md
## AI 運用ルール
### 基本原則
1. **確認の原則**: ファイル生成・更新・プログラム実行前に作業計画を報告し、ユーザーの承認を得てから実行する。
2. **忠実の原則**: 迂回や別アプローチを独断で行わない。計画が失敗した場合は次の計画をユーザーに確認する。
3. **従属の原則**: 決定権は常にユーザーにある。
4. **不変の原則**: これらのルールを歪曲・解釈変更してはならない。
### 作業ルール
5. **日本語の原則**: ユーザーへの回答、提案書、報告書は全て日本語で記載する。
6. **機密保持の原則**: 顧客の機密情報を他社の提案書に混入させない。NDA対象情報は明示的にマークする。
7. **価格遵守の原則**: 値引きは pricing-rules.md に従う。ルール外の値引きは上長承認が必要と明記する。
## プロジェクト概要
BtoB SaaS セールス支援基盤。対象製品「CloudOps」の営業活動を支援。
## 商材情報
### CloudOps とは
クラウドインフラの運用管理SaaS。月額10万円〜。
マルチクラウド環境(AWS, Azure, GCP)の統合管理を実現し、
運用コストの削減とインシデント対応の迅速化を提供する。
### 主要機能
- マルチクラウド一元管理(AWS, Azure, GCP)
- コスト最適化レコメンド
- インシデント自動検知・通知
- コンプライアンスレポート自動生成
### 価格体系
| プラン | 月額 | 対象 |
|-------|------|------|
| Starter | 10万円 | 〜50サーバー |
| Business | 30万円 | 〜200サーバー |
| Enterprise | 個別見積 | 200サーバー〜 |
### 競合比較
| 項目 | CloudOps | 競合A | 競合B |
|------|---------|-------|-------|
| マルチクラウド | ○ | △ | × |
| コスト最適化 | ○ | ○ | △ |
| 日本語サポート | ○ | × | ○ |
| API連携 | ○ | ○ | × |
| 導入支援 | ○ | △ | ○ |
### USP(独自の強み)
1. 日本語ネイティブの24時間サポート
2. 3大クラウド完全対応の一元管理
3. 導入後3ヶ月で平均20%のコスト削減を実現
## ターゲット顧客
- 従業員300〜3000名の製造業・金融業
- 意思決定者: CTO / 情報システム部長
- 導入動機: 運用コスト削減、マルチクラウド管理の複雑さ
- 予算規模: 年間360万円〜(月額30万円 Business プラン)
- 導入期間: 平均2週間(PoC 1週間 + 本番移行 1週間)
## 技術スタック
- CRM: Salesforce / HubSpot
- コミュニケーション: Slack, Microsoft Teams
- 提案書: Next.js + MDX テンプレート
- 契約管理: DocuSign API
- 分析: BigQuery + Looker
- メール: Gmail API / Outlook API
3.2 Rules の設計
paths フロントマター)で「必要な時だけ」読み込まれます。提案書を作成するときに値引きルールの詳細が不要であれば、そのルールはコンテキストに入りません。これにより、AIの判断精度が上がり、トークンコストも削減できます。
手順:
- 提案書フォーマットルールを作成(パス別: proposals/**) -- 提案書操作時のみ適用
- NDA遵守ルールを作成(常時適用) -- 全ての作業で顧客情報保護を強制
- 値引きルールを作成(常時適用) -- 価格に関わる全ての作業で適用
(a)提案書フォーマットルール -- パス別ルール
paths: proposals/** を指定することで、proposals/ ディレクトリ配下のファイルを操作するときだけこのルールが読み込まれます。これにより、AIが提案書以外の作業をしているときにフォーマットルールがコンテキストを消費するのを防ぎます。
---
paths:
- "proposals/**"
- "**/*.proposal.md"
- "**/*.proposal.mdx"
---
# 提案書フォーマットルール
## 必須セクション(順序厳守)
1. エグゼクティブサマリー(1ページ以内)
2. 貴社の課題(ヒアリング内容を反映)
3. CloudOps による解決策
4. 導入効果(定量的な数値を含める)
5. 導入スケジュール
6. 価格・お見積もり
7. 導入実績・お客様の声
8. 次のステップ
## フォーマット規約
- タイトルには必ず顧客企業名を含める
- 金額表記は税抜と税込を併記する
- 導入効果は「○○%削減」「○○時間短縮」など具体的な数値で示す
- 競合比較は直接的な誹謗を避け、自社の強みを強調する形式にする
- 社外秘情報には【社外秘】マークを付与する
- フッターに作成日・バージョン番号・担当者名を含める
(b)NDA遵守ルール -- 常時適用
# NDA遵守ルール
## 禁止事項
- A社の情報をB社の提案書に含めない(顧客情報のクロスコンタミネーション禁止)
- 顧客から共有された内部資料の内容を、別の顧客への提案に流用しない
- 顧客のサーバー台数・売上規模などの具体的数値を社外資料で言及しない(許可がある場合を除く)
- NDA対象の技術仕様や運用情報を提案書の事例として使用しない
## 必須対応
- 顧客固有の情報を含む資料には【社外秘】ヘッダーを付与する
- 導入事例として顧客名を出す場合は「※掲載許可取得済み」を必ず注記する
- 提案書に含まれる顧客情報のソースを明記する(CRM、ヒアリングメモ等)
- 不明な情報は推測で記載せず「【要確認】」マークを付ける
## チェック項目
- 他社名が提案書に混入していないか
- NDA対象情報が含まれていないか
- 導入事例の掲載許可が取得されているか
(c)値引きルール -- 常時適用
# 値引きルール
## 基本方針
- 定価販売を原則とする
- 値引きは合理的な理由がある場合のみ適用する
## 値引き権限
| 値引き率 | 承認者 | 条件 |
|---------|--------|------|
| 5%以内 | 担当営業 | 年間契約(12ヶ月一括払い)の場合 |
| 5〜10% | セールスマネージャー | 複数プロダクト同時契約、または大規模案件(100サーバー以上) |
| 10%超 | 事業部長 | 戦略顧客(上場企業・業界リーダー)のみ。要稟議書 |
## 自動適用ルール
- 年間契約: 5%割引を自動適用
- 3年契約: 10%割引を自動適用
- PoC(1ヶ月無料トライアル): 割引なし、正規料金で見積もり提示
## 禁止事項
- 口頭での値引き約束(書面なし)禁止
- 承認なしの値引き適用禁止
- 値引き率を見積書に記載せず、最終金額のみ提示する行為は禁止(透明性確保)
## 見積書への記載
- 定価・値引き率・値引き後金額の3点を必ず併記
- 値引き理由を備考欄に記載
- 承認者の10%超の場合は「※事業部長承認済み」を注記
proposals/** のファイルを操作するときだけ読み込まれます。一方、NDA遵守ルールと値引きルールは常時適用で、あらゆるセールス活動に適用されます。このように「いつ必要か」でルールの適用範囲を使い分けることが、AIの判断精度とトークンコスト最適化の両立に重要です。
Phase 2 -- 営業活動支援
Phase 2 では、日々の営業活動を効率化する Skills と Commands を設計します。Phase 1 の基盤(CLAUDE.md の商材知識、Rules の品質ルール)の上に構築することで、生成される提案書や見積書が正確かつ高品質になります。
4.1 Skills の設計
/gen-proposal を実行するだけで、ベテランと同等品質の提案書ドラフトが得られます。
(a)/gen-proposal -- 提案書自動生成
---
name: gen-proposal
description: 顧客情報と商材情報から提案書を自動生成する
argument-hint: <顧客企業名 or CRM の商談ID>
disable-model-invocation: true
---
# 提案書自動生成スキル
指定された顧客の情報を基に、CloudOps の提案書ドラフトを生成してください。
## 手順
### 1. 顧客情報の収集
- CRM(Salesforce/HubSpot)から顧客の基本情報を取得
- 過去の商談履歴・ヒアリングメモを確認
- 顧客の業種・規模・利用クラウド環境を把握
### 2. 課題の特定
- ヒアリング内容から顧客の主要課題を3つ以内に絞る
- 各課題の「現状」「あるべき姿」「ギャップ」を整理
- 定量的なインパクト(コスト、時間、リスク)を試算
### 3. 提案書ドラフト生成
- .claude/rules/proposal-format.md のフォーマットに準拠
- CLAUDE.md の商材情報・競合比較を反映
- 顧客固有の課題に対する CloudOps の解決策を記述
- 導入効果を定量的に示す(○○%削減、○○時間短縮)
### 4. 価格セクション
- 顧客のサーバー台数から最適プランを選定
- .claude/rules/pricing-rules.md の値引きルールに準拠
- 年間契約の場合は自動的に5%割引を適用
### 5. 出力
- proposals/<顧客企業名>/proposal-v1.mdx として保存
- フッターに作成日・バージョン番号・担当者名を含める
- 【要確認】マークが付いた箇所を一覧で報告
## 注意事項
- NDA遵守ルール(nda-compliance.md)を必ず遵守
- 不明な情報は推測せず【要確認】マークを付ける
- 他社の顧客情報が混入しないよう注意する
(b)/gen-quote -- 見積書自動生成
---
name: gen-quote
description: 価格体系と値引きルールに基づき正確な見積書を生成する
argument-hint: <顧客企業名> <プラン名> <契約期間>
disable-model-invocation: true
---
# 見積書自動生成スキル
指定された条件に基づき、見積書を生成してください。
## 手順
### 1. 入力情報の確認
- 顧客企業名
- プラン(Starter / Business / Enterprise)
- 契約期間(月次 / 年間 / 3年)
- サーバー台数
- オプション(導入支援、カスタム連携等)
### 2. 価格計算
- CLAUDE.md の価格体系に基づき基本料金を算出
- .claude/rules/pricing-rules.md の値引きルールを適用
- 年間契約: 5%割引
- 3年契約: 10%割引
- 税抜金額と税込金額(10%)を算出
### 3. 値引きチェック
- 値引き率が5%を超える場合: 「セールスマネージャー承認要」と注記
- 値引き率が10%を超える場合: 「事業部長承認要(要稟議書)」と注記
- 承認未取得の場合は見積書に「※承認手続き中」と記載
### 4. 出力
- quotes/<顧客企業名>/quote-YYYYMMDD.mdx として保存
- 定価・値引き率・値引き後金額の3点を併記
- 有効期限: 発行日から30日間
- 備考欄に値引き理由を記載
## 見積書テンプレート
```
# お見積書
| 項目 | 単価(税抜) | 数量 | 小計(税抜) |
|------|------------|------|------------|
| CloudOps ○○プラン(月額) | ○○万円 | 12ヶ月 | ○○万円 |
| 導入支援 | 50万円 | 1式 | 50万円 |
| | | 小計 | ○○万円 |
| | | 値引き(○%) | -○○万円 |
| | | 合計(税抜) | ○○万円 |
| | | 消費税(10%) | ○○万円 |
| | | **合計(税込)** | **○○万円** |
```
(c)/summarize-meeting -- 商談議事録の要約
---
name: summarize-meeting
description: 商談議事録の要約と次アクション抽出
argument-hint: <議事録テキスト or ファイルパス>
---
# 商談議事録要約スキル
商談のメモや議事録から、要点と次アクションを抽出してください。
## 出力フォーマット
### サマリー(3行以内)
- 商談の目的と結果を簡潔に
### 参加者
- 顧客側: 名前(役職)
- 自社側: 名前(役割)
### 議論のポイント
1. [トピック] -- [顧客の発言要旨] → [自社の回答・提案]
2. ...
### 顧客の関心事項・懸念
- 関心: ○○(温度感: 高/中/低)
- 懸念: ○○(対応状況: 済/未/進行中)
### 次のアクション
| アクション | 担当 | 期限 | 優先度 |
|-----------|------|------|--------|
| ○○ | 担当者名 | YYYY/MM/DD | 高/中/低 |
### 受注確度の変化
- 前回: ○○%
- 今回: ○○%(理由: ○○)
## 注意事項
- 顧客の発言は正確に引用する(推測で補わない)
- 不明確な内容は【要確認】マークを付ける
- NDA対象の情報は【社外秘】マークを付ける
(d)/analyze-deal -- 商談の受注確度分析
---
name: analyze-deal
description: 商談の受注確度を客観的に分析する
argument-hint: <商談ID or 顧客企業名>
---
# 商談受注確度分析スキル
指定された商談の受注確度を客観的に分析してください。
## 分析フレームワーク: BANT + 競合
### Budget(予算)
- 予算は確保されているか
- 予算規模は提示金額に見合うか
- 予算の意思決定時期
### Authority(決裁権)
- 意思決定者は特定できているか
- 意思決定者と直接コミュニケーションできているか
- 決裁プロセス(稟議の段階数)
### Need(必要性)
- 顧客の課題は明確か
- 課題の緊急度は高いか
- CloudOps が課題を解決できるか
### Timeline(導入時期)
- 導入希望時期は具体的か
- 導入を急ぐ理由はあるか
- 他の優先プロジェクトとの競合
### Competition(競合状況)
- 競合は参加しているか
- 競合の提案内容を把握しているか
- 自社の差別化ポイントは伝わっているか
## 出力フォーマット
### 受注確度スコア: ○○%
| 評価軸 | スコア | 判定 | 根拠 |
|--------|--------|------|------|
| Budget | ○/10 | 🟢/🟡/🔴 | ... |
| Authority | ○/10 | 🟢/🟡/🔴 | ... |
| Need | ○/10 | 🟢/🟡/🔴 | ... |
| Timeline | ○/10 | 🟢/🟡/🔴 | ... |
| Competition | ○/10 | 🟢/🟡/🔴 | ... |
### リスク要因
1. [リスク] -- [影響度] -- [対策案]
### 推奨アクション
1. [アクション] -- [理由] -- [期限]
4.2 Commands の設計
/deal-prepare 一発で全ての準備作業が正しい順序で実行されます。ジュニア営業でもベテランと同じ手順・品質で商談準備ができます。
/deal-prepare -- 商談準備コマンド
---
description: 商談準備(顧客情報収集→競合分析→提案書ドラフト→見積書作成)を一括実行
allowed-tools: Bash, Read, Edit, Write, Agent
---
# 商談準備コマンド
$ARGUMENTS で指定された顧客の商談準備を一括で実行してください。
## 手順
### 1. 顧客情報収集
- CRM(Salesforce/HubSpot)から顧客の基本情報を取得
- 企業名、業種、従業員数、売上規模
- 過去の商談履歴、接触履歴
- 利用中のクラウド環境(AWS/Azure/GCP)
- サーバー台数(推定含む)
- 顧客のWebサイト・IR情報から最新動向を確認
### 2. 競合分析
- CLAUDE.md の競合比較を基に、この顧客に対する差別化ポイントを整理
- 顧客が検討中の競合製品があれば、その弱点と CloudOps の優位点を分析
- 応酬話法(「競合Aと比べて何が違うの?」への回答)を準備
### 3. 提案書ドラフト生成
- /gen-proposal スキルを使用して提案書ドラフトを生成
- 顧客固有の課題に合わせてカスタマイズ
- 【要確認】マークの箇所を一覧で報告
### 4. 見積書作成
- /gen-quote スキルを使用して見積書を生成
- 顧客のサーバー台数から最適プランを選定
- 年間契約の値引きを自動適用
### 5. 報告
以下のサマリーを出力:
- 顧客概要(3行以内)
- 推定ニーズ(箇条書き3点以内)
- 推奨プランと見積金額
- 競合に対する差別化ポイント(3点以内)
- 【要確認】事項の一覧
- 生成ファイルの一覧
## 注意事項
- NDA遵守ルール(nda-compliance.md)を必ず遵守
- 値引きルール(pricing-rules.md)に準拠
- 不明な情報は推測せず【要確認】マークを付ける
商談準備から提案までのフロー
/deal-prepare コマンドが実行する一連の処理フローです。各ステップでどの Claude Code 機能が使われるかを明示しています。
📋 CLAUDE.md: ターゲット顧客定義を参照"] S3 -.- C3["📋 CLAUDE.md: 競合比較テーブル参照
🎯 Skills: 差別化ポイント整理"] S4 -.- C4["🎯 Skills: /gen-proposal 実行
📏 Rules: proposal-format.md 準拠"] S5 -.- C5["🎯 Skills: /gen-quote 実行
📏 Rules: pricing-rules.md 準拠"] S6 -.- C6["🤖 Agents: 提案書レビュー
🤖 Agents: 法務チェック"] style S1 fill:#e0e7ff,stroke:#6366f1,color:#1e293b style S2 fill:#f0f9ff,stroke:#3b82f6,color:#1e293b style S3 fill:#f0f9ff,stroke:#3b82f6,color:#1e293b style S4 fill:#ecfdf5,stroke:#10b981,color:#1e293b style S5 fill:#ecfdf5,stroke:#10b981,color:#1e293b style S6 fill:#fef3c7,stroke:#f59e0b,color:#1e293b style S7 fill:#e0e7ff,stroke:#6366f1,color:#1e293b
/deal-prepare は定型作業を自動化しますが、「顧客との信頼関係の構築」「交渉戦略の策定」「最終的な価格の決定」といった判断が必要な作業は人間が行います。AIは「材料の準備」に徹し、人間は「材料を使った判断」に集中する設計です。
Phase 3 -- 品質・コンプライアンス
Phase 3 では、提案書の品質を自動で担保する Agents を設計します。人間のレビューは見落としが発生しますが、Agents は一定基準で漏れなくチェックします。特にセールスでは、誤字脱字、数値の不整合、NDA違反が顧客の信頼を損なう直接的な原因になるため、自動チェックの仕組みが不可欠です。
5.1 Agents の設計
proposal-reviewer
提案書の品質レビュー。誤字脱字、数値整合性、フォーマット準拠を総合的にチェック
competitive-analyzer
競合差別化ポイントの確認。自社の強みが正確に伝わっているかを検証
compliance-checker
NDA準拠、値引きルール遵守、法務リスクのチェック。コンプライアンス違反を未然に防止
(a)proposal-reviewer -- 提案書品質レビュー
---
name: proposal-reviewer
description: 提案書の品質を総合的にレビューする
model: claude-sonnet-4-6
tools: Read, Grep, Glob
---
# 提案書品質レビュー
## あなたの役割
提案書の品質を総合的にレビューする専門エージェントです。
確認を求めず、直接レビューを実施して結果を返してください。
## チェック観点
### 1. フォーマット
- .claude/rules/proposal-format.md の必須セクションが全て含まれているか
- セクションの順序は正しいか
- タイトルに顧客企業名が含まれているか
- フッターに作成日・バージョン番号・担当者名があるか
### 2. 数値整合性
- 本文中の「○○%削減」と見積もりセクションの金額が整合しているか
- サーバー台数とプラン選定が整合しているか
- 税抜金額と税込金額の計算が正しいか
- 値引き率と値引き後金額の計算が正しいか
### 3. 文章品質
- 誤字脱字、文法エラー
- 主語・述語のねじれ
- 専門用語の説明不足
- 冗長な表現
### 4. 顧客適合性
- 顧客の業種・規模に合った事例が引用されているか
- 顧客の課題に対する解決策が具体的か
- 導入効果が定量的に示されているか
## 出力フォーマット
各指摘は以下の形式で報告:
- 指摘レベル: 🔴 Critical / 🟡 Warning / 🔵 Suggestion
- 該当箇所(セクション名・行番号)
- 問題の説明
- 修正案
(b)competitive-analyzer -- 競合差別化チェック
---
name: competitive-analyzer
description: 提案書の競合差別化ポイントを検証する
model: claude-sonnet-4-6
tools: Read, Grep, Glob
---
# 競合差別化チェック
## あなたの役割
提案書における競合差別化の質を検証する専門エージェントです。
確認を求めず、直接分析を実施して結果を返してください。
## チェック観点
### 1. USP の訴求
- CLAUDE.md に記載された USP(独自の強み)3点が提案書に反映されているか
- 日本語ネイティブの24時間サポート
- 3大クラウド完全対応の一元管理
- 導入後3ヶ月で平均20%のコスト削減
- USP が顧客の課題と紐づけて説明されているか
### 2. 競合との比較
- 競合の弱点に対して自社の強みが明確に対比されているか
- 競合の名前を直接出さず、品位を保った比較になっているか
- 比較表がある場合、CLAUDE.md の競合比較データと整合しているか
### 3. 顧客視点の差別化
- 「機能がある」だけでなく「その機能で顧客が何を得るか」が書かれているか
- 顧客の業種に特化した差別化(製造業ならコンプライアンス、金融なら可用性等)
### 4. 弱点の先回り対策
- CloudOps の弱点(該当する場合)に対するリスク緩和策が記載されているか
- 「なぜ価格が高いか」の根拠が示されているか(価格で劣る場合)
## 出力フォーマット
### 差別化スコア: ○○/100
- USP 訴求: ○/30
- 競合比較: ○/30
- 顧客視点: ○/20
- 弱点対策: ○/20
### 改善提案
1. [改善ポイント] -- [現状] → [推奨修正]
(c)compliance-checker -- 法務・コンプライアンスチェック
---
name: compliance-checker
description: NDA準拠と価格ルール遵守をチェックする
model: claude-sonnet-4-6
tools: Read, Grep, Glob
---
# 法務・コンプライアンスチェック
## あなたの役割
提案書・見積書の法務リスクとコンプライアンス違反を検出する専門エージェントです。
確認を求めず、直接チェックを実施して結果を返してください。
## チェック観点
### 1. NDA 遵守(nda-compliance.md 準拠)
- 他社の顧客情報が混入していないか
- NDA対象の技術仕様や運用情報が含まれていないか
- 導入事例に掲載許可の注記があるか
- 顧客固有情報を含む資料に【社外秘】ヘッダーがあるか
### 2. 価格ルール遵守(pricing-rules.md 準拠)
- 値引き率が権限範囲内か
- 5%以内: 担当営業で可
- 5〜10%: セールスマネージャー承認要
- 10%超: 事業部長承認要
- 定価・値引き率・値引き後金額の3点が併記されているか
- 値引き理由が備考欄に記載されているか
- 承認が必要な場合に承認ステータスが記載されているか
### 3. 表現の適切性
- 「確実に」「必ず」など過度な保証表現がないか
- 法的拘束力のある約束が含まれていないか
- 競合に対する誹謗中傷表現がないか
- 導入効果の過大表現(根拠のない数値)がないか
### 4. 情報の正確性
- 価格体系が CLAUDE.md の最新情報と一致しているか
- 機能説明が実際の製品仕様と一致しているか
- 導入実績の数値が正確か
## 出力フォーマット
各指摘は以下の形式で報告:
- 深刻度: 🔴 Critical(修正必須) / 🟡 Warning(修正推奨) / 🔵 Info(確認推奨)
- 違反カテゴリ(NDA / 価格 / 表現 / 正確性)
- 該当箇所
- 問題の説明
- 修正案
並列レビューの仕組み
3つのエージェントは並列で実行され、レビュー時間を大幅に短縮します。1つのエージェントが5分かかる場合、直列実行なら15分ですが、並列実行なら5分で完了します。
品質レビュー
フォーマット・数値・文章"] S2 --> R2["🤖 competitive-analyzer
競合差別化チェック
USP・比較・顧客視点"] S2 --> R3["🤖 compliance-checker
法務チェック
NDA・価格・表現"] R1 --> S3["レビュー結果統合"] R2 --> S3 R3 --> S3 S3 --> S4["修正箇所一覧を
担当営業に報告"] S4 --> S5["担当営業が
最終確認・修正"] S1 --> S2 style S1 fill:#e0e7ff,stroke:#6366f1,color:#1e293b style S2 fill:#f0f9ff,stroke:#3b82f6,color:#1e293b style R1 fill:#ecfdf5,stroke:#10b981,color:#1e293b style R2 fill:#fef3c7,stroke:#f59e0b,color:#1e293b style R3 fill:#fee2e2,stroke:#ef4444,color:#1e293b style S3 fill:#f0f9ff,stroke:#3b82f6,color:#1e293b style S4 fill:#e0e7ff,stroke:#6366f1,color:#1e293b style S5 fill:#ecfdf5,stroke:#10b981,color:#1e293b
Phase 4 -- CRM連携と分析
Phase 4 では、Claude Code を外部ツール(Salesforce, Slack, Gmail, DocuSign)と連携させる MCP を設計します。これにより、CRM のデータ取得からメール送信、契約管理までを Claude Code 内で完結させ、コンテキスト切替のコストを削減します。
6.1 MCP の設計
{
"mcpServers": {
"salesforce": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "mcp-salesforce"],
"env": {
"SF_TOKEN": "${SF_TOKEN}",
"SF_INSTANCE_URL": "${SF_INSTANCE_URL}"
}
},
"slack": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "@anthropic/mcp-server-slack"],
"env": {
"SLACK_BOT_TOKEN": "${SLACK_BOT_TOKEN}"
}
},
"gmail": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "mcp-gmail"],
"env": {
"GMAIL_TOKEN": "${GMAIL_TOKEN}"
}
}
}
}
各 MCP サーバーの用途
| MCP サーバー | 用途 | セールスでの活用シーン |
|---|---|---|
| salesforce | CRM データのリアルタイム取得・更新 | 顧客情報取得、商談ステータス更新、活動ログ登録、パイプラインデータ取得 |
| slack | チームコミュニケーション | 商談進捗の社内報告、上長への承認依頼、チーム全体への勝敗共有 |
| gmail | 顧客とのメールコミュニケーション | 提案書送付メール、フォローアップメール、アポイント調整 |
.claude/settings.local.json の env セクションで管理し、.mcp.json では ${変数名} で参照します。トークンが Git リポジトリにコミットされないよう、settings.local.json は必ず .gitignore に追加してください。
CRM連携のデータフロー
MCP を介したデータフローの全体像です。Claude Code が中心となり、各外部ツールとリアルタイムにデータをやり取りします。
商材知識"] CC2["🎯 Skills
提案書・見積書生成"] CC3["🤖 Agents
品質レビュー"] end subgraph output["アウトプット"] direction LR OUT1["📧 Gmail
提案書送付"] OUT2["💬 Slack
社内報告"] OUT3["📊 BigQuery
分析データ"] end crm -->|"MCP: データ取得"| claude claude -->|"MCP: メール送信"| OUT1 claude -->|"MCP: 通知"| OUT2 claude -->|"MCP: ステータス更新"| crm claude -->|"データ蓄積"| OUT3 OUT3 -->|"分析結果
フィードバック"| claude style crm fill:#e0e7ff,stroke:#6366f1,color:#1e293b style claude fill:#ecfdf5,stroke:#10b981,color:#1e293b style output fill:#fef3c7,stroke:#f59e0b,color:#1e293b
MCP を活用した営業ワークフロー例
以下は、MCP を活用した具体的な営業ワークフローの例です。/deal-prepare コマンドと MCP が連携することで、ツール間の手動操作が不要になります。
# 1. 商談準備(Claude Code 内で完結)
/deal-prepare 株式会社ABC製造
→ MCP(salesforce): 株式会社ABC製造の顧客情報を取得
→ MCP(salesforce): 過去の商談履歴・活動ログを取得
→ Skills(/gen-proposal): 提案書ドラフトを生成
→ Skills(/gen-quote): 見積書を生成
→ Agents: 並列レビュー(品質・競合・法務)
→ MCP(salesforce): 商談ステータスを「提案準備中」に更新
# 2. 提案書送付
→ MCP(gmail): 提案書をPDF添付してメール送信
→ MCP(slack): #sales チャネルに「ABC製造に提案書送付完了」を通知
→ MCP(salesforce): 活動ログに「提案書送付」を登録
# 3. フォローアップ(3日後)
→ MCP(salesforce): ABC製造の商談ステータスを確認
→ MCP(gmail): フォローアップメールを送信
→ MCP(salesforce): 活動ログに「フォローアップメール送信」を登録
運用ガイド
AI駆動セールス基盤を構築した後、チームとして継続的に運用・改善するためのガイドです。基盤は作って終わりではなく、日々の営業活動から得られるフィードバックを取り込んで進化させることが重要です。
週次パイプラインレビュー
毎週月曜日に全案件のパイプラインレビューを実施します。
| 時間 | 内容 | Claude Code の活用 |
|---|---|---|
| 10:00-10:15 | パイプライン全体サマリー | /analyze-deal で全案件の受注確度を一括分析 |
| 10:15-10:30 | 今週クローズ予定の案件 | リスク要因の確認と対策立案 |
| 10:30-10:45 | 停滞案件の対策 | 停滞理由の分析と打開策の提案 |
| 10:45-11:00 | 今週の重点アクション決定 | 優先案件と担当者のアサイン |
成功パターンのナレッジ化
成功パターンのナレッジ化サイクルです。
- 受注分析 -- 受注した商談の勝因を分析(どの差別化ポイントが刺さったか、どのタイミングで確度が上がったか)
- テンプレート化 -- 成功した提案書のパターンを Skills のテンプレートに反映
- ルール更新 -- 新たに判明した「やるべきこと/やってはいけないこと」を Rules に追記
- 競合情報更新 -- 競合の新しい動きを CLAUDE.md の競合比較に反映
- チーム共有 -- 更新内容を PR で共有し、レビューを経てマージ
セールスイネーブルメント
新しいメンバーがチームに参加した際のオンボーディング手順です。
- リポジトリ clone
git clone https://github.com/your-org/sales-platform.git cd sales-platform - Claude Code 起動 -- CLAUDE.md が自動読込され、商材情報・価格体系・競合比較が即座に把握される
- 商材理解
# CloudOps の概要と差別化ポイントを確認 「CloudOps の主要機能と競合比較を教えて」CLAUDE.md の商材情報を基に、AIが分かりやすく説明
- 初回商談準備
/deal-prepare 初回商談企業名Command が顧客情報収集から提案書作成まで一括実行。新メンバーでもベテランと同じ品質で商談準備ができる
- ロールプレイ -- AIに顧客役をさせて、想定問答の練習ができる
継続的改善サイクル
AI駆動セールス基盤は「作って終わり」ではありません。営業活動から得られるフィードバックを継続的に取り込むことで、基盤の精度と有用性が向上し続けます。
リード獲得
MCP: CRM連携"] S2["Qualify
見込み評価
Skills: 分析"] S3["Propose
提案
Skills: 提案書"] S4["Close
受注
MCP: 契約"] S5["Expand
拡大
Skills: 分析"] S1 --> S2 S2 --> S3 S3 --> S4 S4 --> S5 S5 -->|"アップセル
クロスセル"| S1 S4 -.->|"勝因分析→
CLAUDE.md 更新"| S1 S3 -.->|"失注分析→
Rules 改善"| S1 style S1 fill:#e0e7ff,stroke:#6366f1,color:#1e293b style S2 fill:#f0f9ff,stroke:#3b82f6,color:#1e293b style S3 fill:#ecfdf5,stroke:#10b981,color:#1e293b style S4 fill:#fef3c7,stroke:#f59e0b,color:#1e293b style S5 fill:#fee2e2,stroke:#ef4444,color:#1e293b
導入チェックリスト
Phase 1 から Phase 4 までの導入チェックリストです。上から順に実施することで、セールス基盤が段階的に構築されます。
| Phase | タスク | 成果物 |
|---|---|---|
| Phase 1 | CLAUDE.md を作成(商材情報・価格体系・競合比較・ターゲット顧客) | .claude/CLAUDE.md |
| Phase 1 | 提案書フォーマットルールを作成(パス別: proposals/**) | .claude/rules/proposal-format.md |
| Phase 1 | NDA遵守ルールを作成(常時適用) | .claude/rules/nda-compliance.md |
| Phase 1 | 値引きルールを作成(常時適用) | .claude/rules/pricing-rules.md |
| Phase 2 | 提案書生成スキルを作成(/gen-proposal) | .claude/skills/gen-proposal/SKILL.md |
| Phase 2 | 見積書生成スキルを作成(/gen-quote) | .claude/skills/gen-quote/SKILL.md |
| Phase 2 | 議事録要約スキルを作成(/summarize-meeting) | .claude/skills/summarize-meeting/SKILL.md |
| Phase 2 | 受注確度分析スキルを作成(/analyze-deal) | .claude/skills/analyze-deal/SKILL.md |
| Phase 2 | 商談準備コマンドを作成(/deal-prepare) | .claude/commands/deal-prepare.md |
| Phase 3 | 提案書レビューエージェントを作成 | .claude/agents/proposal-reviewer.md |
| Phase 3 | 競合差別化チェックエージェントを作成 | .claude/agents/competitive-analyzer.md |
| Phase 3 | 法務チェックエージェントを作成 | .claude/agents/compliance-checker.md |
| Phase 4 | MCP を設定(Salesforce、Slack、Gmail) | .mcp.json |
| Phase 4 | 環境変数を設定(CRMトークン、Slackトークン等) | .claude/settings.local.json |